日本鍼灸桜の日々

2016年に名古屋市野並で開業し、移転して瑞穂区宝田町に拠点を構える「日本鍼灸 桜の日々」
施術を担当するのは、櫻井佑乃介
所持資格は、鍼灸師です。 鍼灸というと、中国の伝統医学で、痛そうだし胡散臭い。
そう思う人も多いようです。

鍼灸師は国家資格です。
その資格を取るための学校では、医師の診断とずれが大きくならないように
現代医学に沿い、科学的な解剖学や生理学をベースに学んでいます。

ですので、
筋肉や関節の状態、神経的なことも観察した上で施術をします。
桜の日々では、
現代の医学に基づいた観察をしたうえで、あなたの体の状態を更に深く見ていきます。

この時、中医学の基礎理論を使います。
つまり、東西の知恵を両方使って、あなたの不具合を分析するのです。

鍼灸師の中には、
中国の伝統医学理論をしっかり学んでいる人は少ないのが現実。
授業内容が科学医療に沿うようになっているからです。
その医学のベースとなる陰陽五行論を本格的に学んでいる人はもっとごくわずか。

陰陽五行論の核となる「循環」の考えを治療に使えるのは、更に。
中国医学では、
体の不調は、気の流れが悪くなって起きると捉えます。
つまり、循環しなくなってしまった箇所がある。
そこを刺激してあげると、
体が元々持っている流れを創り出すチカラが発動し、循環が再開していきます。

この刺激に使うツールの一例が、
鍼であり、灸です。

刺激する場所の代表格は、
気の通り道である「経絡」上にある「経穴」
ツボと呼ばれる部分です。
ツボは経絡で内臓にも繋がっているので、
直接触れることができる皮膚や筋肉のみならず、
内臓や神経系の不調にもアプローチすることができるのです。

また、桜の日々では、
鍼や灸を使わずに施術することが多いです。

気の流れをコントロールするのに、痛みはできるだけ避けたいからです。
痛みを感じる時、人はぎゅっと硬くなります。
その「ぎゅっ」が、
不調のタネになる可能性もありますので、
鍼や灸をどうしても使うべき時以外は、
「振動療法」を用います。 これは、術者の手から出る気で、
あなたの気の流れを再開させる方法です。

気と言うのはエネルギーで、
生きているものは植物も含め誰もが持っています。
エネルギーですので、周波数を持ち、
それが熱となったりもします。

桜の日々ではそれを
波動、振動という形に変換して利用します。
そのように気を手のひらや指先から出す技術が、
古代の日本にはありました。

漢方が入ってくるより前には使われていたのでしょう。
（鍼灸も漢方の一種です）

気の持つ振動で、
あなたの体の中の固まってしまった部分を細かくゆすってほぐし、流しやすくする施術。
これがメインです。

流れが良くなると、
体がぽかぽかしてきたり、
じわじわしてきたり。 人によっては、
気が流れたために、おならやゲップが出る場合も。
（遠慮なく！）

バキッともならないし、痛い事もない。 ただ、
優しくなでたり、さすったり、たまに軽く押さえられたりしただけなのに
終わったら何故か、症状が軽くなっている。
そんな不思議な施術です。

どんなに医療技術が進歩しても、
診断がズレていて、使うべき薬や機械が間違っていたら意味がありません。
これは中医学でも同じ。

鍼灸や薬膳の裏側には、膨大な実験結果に基づく医学理論があります。
その医学理論は、医学だけでなく他の学問にも通じる理論体系の一部です。

理論体系の名前は陰陽論と五行論。
合わせて陰陽五行論と呼ばれることが多いです。

科学理論と陰陽五行論
桜の日々では、この二つを合わせて使い、あなたの状態を分析します。
この分析技術が「識」です。

生まれた時からどのような変遷を経て、今の状態になったのか。
あなたの歴史を紐解くことで、見えなかった原因が見えてきます。
また、これから気をつけるべきことも分かったりします。

また、状態によっては、施術をせず、 食べ物や養生で改善できる場合もあります。

施術をした方が楽に改善できることもあります。

例えば、
肩こりや首が痛い、腰がやばいなどの症状があれば
施術を受けるのが早いのは誰でも分かると思います。

しかし、
便秘やニキビ、生理痛、メンタル的なお悩みなどでも、
施術とセットの方が改善しやすい場合は多いです。

また、逆に、頭痛などは施術なしでも改善できるパターンも。
状態に応じて、その後の方法を考えることもできます。
「識」だけでもお気軽にご相談ください。

自分の歴史を振り返った結果とより良い養生法は、シートにしてお渡しします。

伝統医術と科学医療とをうまくミックスして作られた分析と施術。
これをまとめて受けることで更に大きな効果を得ることができます。

大方のご相談は、それを解決するためには同時にいくつもの手を打たなくてはなりません。
しかし、1回の施術でできる範囲には限度がありますし、
養生の方もやることだらけになり、やる気すら起きないかもしれません。
施術と識を同時に受けることで、
あなたの不具合のこの部分は施術で、この部分は養生としておうちで、
と分けることができます。
それにより、効率よく改善してくことができます。

また、二人の専門家から同日に二つの見立てをしてもらえるのも良いポイントです。
セカンドオピニオンをもらった上で施術が受けられ、
養生に入れるのも、安心度が高まります。

複数回お申し込みいただいたり、
施術の当日に次回の予約を入れていただく場合、
養生の部分についてはLINEでフォローをいたします。 わからなくなった、忘れた、これはどうなの？
などお気軽にコミュニケーションしてください。